教室の魅力が高まっていく。
以前は集団塾で講師を任されていたベテランで、その経験をもとに個別指導というネクストステージで活躍中だ。
一方の河野さんは、教育学部教育学科を卒業し、新卒でMAXISへ入社して3年目を迎えた生え抜きだ。
現在はそれぞれ教室長として活躍しているが、今回は上司と部下だった頃の1年前に時間を巻き戻し、忌憚なく語り合ってもらった。
2022年9月 教室異動
2023年4月 教室長昇格
2025年4月 教室長兼リーダー昇格
2026年4月 教室異動
2025年3月 教室異動 教室長昇格
私は人付き合いが得意な方じゃなかったんですが、齊間さんは初対面の時からグイグイ質問してきてくれ、私のことを理解しようとして近寄ってくれてるな、と思いました。
印象としては、アグレッシブな先輩という感じでしたね。
そんなふうに思っててくれたんだ。
ちょっと嬉しいかも(笑)。
私は河野さんのことを、無口だしちょっと変わったタイプかな、と最初は思ってた。
でもいろいろ突っ込んで話を聞くうち、初めの印象とは逆に多趣味で面白いヤツだってことが解ってきたかな(笑)。
普通なら、人のことを根掘り葉掘り聞くのはどうかと思いますけど(笑)、いま思えば齊間さんは先輩として、私に寄り添おうとしてくれてたんですよね。
私が教室長になった現在でも、しょっちゅう電話してきてくれますし。
MAXISにはおせっかいな社員が多いから、困りごとが生じていないか確認し合うのは、もう社風みたいになってるよね(笑)。
入社2年目の時、私のために設定してくれていたフォローアップ研修を、私は通常勤務と勘違いして教室のほうに出勤してしまったんです。
向かうべき研修場所は離れていましたし、気づいた時はもう参加できる時間ではありませんでした。
河野さんはそれまでミスやクレームといったネガティブなことは一切無かったので、逆にこの件はよく覚えてるよ。
私に報告に来た時、そうしたミスを防ぐために次はどうすべきか一緒に考えたね。スケジュールの効率的な記載や確認の方法とか、普段とは違う予定を視覚的に把握する手段とか。
そうですね。
なかでも強く印象に残っているのは、その研修を私のために企画し、時間を作って集まってくれている人たちへの感謝が欠けていたのではないか、という齊間さんの厳しい一言でした。
その言葉は今でも自身への戒めとして心に刻んでいます。
どんな仕事にも、必ず関わっている人たちの思いが詰まっているからね。
河野さんはこの失敗を踏み台にして、ひとまわり成長できたんじゃないかな。
生徒さんとの距離感ですね。
生徒さんのなかには、行くのが面倒くさい、不得手な部分は勉強したくない、と塾に来ること自体が高いハードルになっている人も少なくありません。
そこで私は少しでも楽しく通えるよう、フレンドリーに生徒さんたちと接することを心がけていますね。
ただ、ここは勉強する場だというベースは変わらないので、スマホを操作していたり、自習室でおしゃべりしていたら、ここはそういう場所じゃないよ、と気持ちを切り替えて指導しています。
フレンドリーな関係を保ちつつ、やって良いこととダメなことの線引きはしっかり行うという姿勢はとても共感できるし、良いスタンスだと思うな。
齊間さんの、生徒さんと接する時のこだわりはどんなところですか?
私は、生徒さんを人として尊重する、ということだね。
教師と生徒は、ともすれば上下関係になりがちだけど、私は人と人として向き合いたいと思っているんだ。
もちろん、遅刻しないとか宿題を忘れないとか、そういう基本的なラインが守れた上でのことだけどね。
私たちは生徒さんが教室を一歩出たらなかなか干渉はできないけれど、教室内ならば人として相談にも乗れるし、遅刻が続いていたら一緒に改善方法を考えることもできる。
そうしたことから人と人としての関係性を深めていけると思っているんだ。
塾の本番は放課後なので、どうしても夜型の生活になるけど、そのかわり午前中がまるまる自由な時間になるよね。
私の場合は趣味がマラソンなので、毎朝5キロ走り込むことを日課にしてるよ。
とても健康的ですね。
私は少し遅めに起床して、午前中いっぱいは好きな本を読むことが多いですね。流行りものをいち早く読了できると満足感も高まりますよ。
入社前は、生活全体が夜型になるかなと思ってたんですが意外にそうでもなく、塾の勤務時間にはすぐに慣れました。
河野さんの教室がある中目黒は、朝の通勤だとかなり混雑してそうだけど、そうした時間帯を避けてゆったり出勤できるのもメリットだよね。
本当にそう思います。
銀行や役所に用事がある時も平日の午前に済ませられるし、メリットのほうが多いかもしれませんね。
そのうち近くの教室に異動になったら、朝いっしょに走ろうか。
いやいや、勘弁してください(笑)。
